楽天モバイルは、2020年4月にサービスを開始した新しい携帯キャリアです。楽天モバイルは自社回線とパートナー回線(au回線)を組み合わせてサービスを提供していますが、自社回線のエリア拡大に力を入れています。では、楽天モバイルのエリア拡大はどこまで進んでいるのでしょうか?
4G人口カバー率は98%超
楽天モバイルは2022年10月時点で、4G人口カバー率が98%超を達成しました。人口カバー率とは、基地局の電波が届く範囲に住んでいる人口の割合を表す指標です。楽天モバイルは2023年中に4G人口カバー率99%超を目指しており、大手3キャリアと同等のエリアサービスを提供することを目標としています。
5Gエリアは主要都市を中心に拡大
楽天モバイルは5Gサービスも提供しており、2022年4月時点で5G基地局数は1万2544局となっています。5Gエリアは主要都市を中心に拡大しており、東京都23区内では約4300カ所に基地局を開設する予定です。5Gエリアでは高速・大容量・低遅延・多数同時接続などの特徴を活かした通信が可能です。
パートナー回線エリアは減少予定
楽天モバイルは自社回線エリアが未整備の場所ではパートナー回線(au回線)を利用してサービスを提供していますが、自社回線エリアの拡大に伴い、パートナー回線エリアは減少していきます。パートナー回線エリアでは高速データ容量が月間5GBまでと制限されており、自社回線エリアと比べて通信品質や料金プランに差があります。楽天モバイルは2024年3月末までにパートナー回線エリアから自社回線エリアへ切り替える予定です。
まとめ
楽天モバイルは自社回線のエリア拡大に取り組んでおり、4G人口カバー率や5G基地局数などが着実に増加しています。パートナー回線エリアは減少する見込みで、自社回線エリアではデータ無制限や電話かけ放題などの魅力的なサービスを提供しています。楽天モバイルのエリア拡大に期待しましょう。